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インプラントを反対する歯科医は結構います。
私はインプラントについては反対論者です。
お口の中は常に外気に触れていて、適度の温度や歯垢があり、ばい菌にとっては絶好の生存場所になっている不潔な場所です。
インプラントは骨とは癒着しますが、歯肉とは癒着しません。
よって、ばい菌は顎の骨まですぐに感染してしまいます。
インプラントを施術したら、定期的なメインテナンスは必須です。
ばい菌が歯肉や顎の骨まで感染しないように掃除するのです。
インプラントを入れた患者さんも、いずれ年齢とともにメインテナンスに通えなくなったり、自分でのブラッシングが適切に行えない年齢になっていきます。
高齢者になってからインプラント周囲炎が発症して、腫れたり、化膿したり、最悪インプラントの脱離がおきてきます。
この時が最悪で、手の施しようがなくなります。
インプラント自体、開発されてから約50年しか歴史がありません。
と言う事は、インプラントを開発した人ですらインプラントの50年以上先はどうなるか分からないのです。
今、インプラントを施術している先生は、患者さんが要介護になった時の事を考えているのでしょうか?
追伸
歯列矯正のマイクロインプラントは一時的なもので、1~2年もすればはずしてしまうので、将来問題は起きません。