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マイクロインプラント(ミニスクリュー)のお話
マイクロインプラント(別名ミニインプラント、現在はミニスクリュー)はこれからの矯正の柱になると言われています。
今までの矯正は「歯を動かす固定源」を「歯」に求めてきました。
6才臼歯が一番頑丈に生えているので、6才臼歯が固定源に使われる事が多かった。
と言う事は6才臼歯は動かす事が不可能でした。
私は、2006年5月に韓国のテグ市にて、慶北大学のキュン教授のマイクロインプラントのセミナーを受講してきました。(慶北大学は日本でいうと大阪大学くらいの大学です)
ミニスクリューは韓国が一番進んでおり、中でもキュン教授はマイクロインプラントの世界のリーダーと言われておりました。
当時はマイクロインプラントも日本にはなく、現地でたくさん買ってきたものです。
今のミニスクリューは改良され非常にしっかりした商品です。
マイクロインプラントが開発された当初は、ラスベガスの矯正学会でマイクロインプラントの講演があった時、席がいっぱいで立ち見が出た程だったそうです。
ミニスクリューは、今までの歯列矯正を根本から変えてしまいました。矯正のための抜歯(便宜抜去)も必要なくなってきました。